日常使いができる防災準備とは?
先日の能登大震災で、日頃から備えは必須だと痛感しました。
今回は日常使いができる防災準備の方法をご紹介します。
防災グッズは賞味期限切れや故障もあるので、普段も使いながら備えることがおすすめです。
収納するグッズで最低限必要なのは、ライフラインが停止しても3日間はしのげる水、食料、簡易トイレ、電池。それらを分散収納するコツと、使いながら備えられるグッズをご紹介します。
【壁】
災害時避難経路となる壁には家具は置かずに、見せる収納で備えるのはいかがでしょうか?
壁に固定できる棚やフックの家具におしゃれな防災グッズを掛ければインテリアのアクセントになります。普段使いしやすく、防災など万が一の時にもすぐに手に取れて便利です。
壁の上は、重いものは控えて耐震用テープなどで固定をしましょう。
【リビング】
リビングは家族が一番集まる場所なので、消費量の多いものを収納。賞味期限切れにならないよう食品を多めに買い置き、普段食べつつ減った分だけ足すローリングストックがおすすめです。家族で飲む水、使う乾電池なども、リビングに収納兼備蓄しておくと便利です。
【キッチン】
キッチンは食品などが地震で飛び出る危険な場所。下の棚への平置き収納や滑り止めシートで固定すると良いです。
また普段から鍋料理に使えるカセットコンロやろうそくで缶詰などを温めるウォーマーも収納。水なしで食器も洗える洗剤や熱に強く調理器具にもなるポリ袋も常備すると良いでしょう。
【寝室】
地震が就寝中に起こることも想定し、避難にも使える丈夫なスリッパが置いてあると便利です。
すぐに点灯できるライトも必須です。またベッド下など頻繁には取り出さない場所には、長期保存できる食品や防災雑貨を保管するといざという時に役立ちます。
【玄関】
玄関は、避難口となる重要な場所、感知式のセンサーライトがあれば暗くならずに安心です。避難ですぐに持って出られるように防災リュックとヘルメットも玄関に収納しておくと良いです。荷物や靴が置きっぱなしだと道が塞がれるので、すっきり片づけておくことも重要です。
防災グッズをわざわざ備えるのは大変…という方も多いはずです。そんな時普段使いできるけど万が一の時も役立つものを暮らしの中で使うだけなら気軽に始められそうですよね!皆様もできるところから始めてみませんか?
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